2010年11月4日木曜日

ぶんせき

9日の発表練習会に向けて、作品を再度見直し、分析を行いました。

作品:立体アニメーション

ウォレスとグルミット 
  • チーズホリデー
  • ペンギンに気をつけろ!
  • 危機一髪
  • 野菜畑で大ピンチ
  • ベーカリー街の悪夢
チキンラン
ジャム・ザ・ハウスネイルVol1~3
ナイトメア・ビフォア・クリスマス
コララインとボタンの魔女 3D

作品:CG・アニメーション

バグズ・ライフ
カールじいさんの空飛ぶ家 本編
  • 晴れときどきくもり
チキンリトル

 作品:実写

気象映像や、火や水などの自然表現
分析のもとになる映像         




分析の内容
*表現方法を仕分ける。作品内の気象表現、水などの自然表現が対象。

・実写表現   実写映像に近い表現、もしくは実写と変わらない。
・アニメ表現  実写では表現できない、もしくは実写の表現に手を加えている。




今日は「ナイトメア・ビフォア・クリスマス」「バグズ・ライフ」をまとめます。

***ナイトメア・ビフォア・クリスマス***

備考 ヘンリーセリック監督 ティムバートン原案・原作
1993年 公開 (日本では1994年)
1993年 アカデミー賞 視覚効果賞
1993年 ゴールデングローブ 音楽賞

「コララインとボタンの魔女」との表現の比較を行うために視聴。
小さい頃に視聴して以来、久々に見ます。

子供の頃は、恐ろしいイメージしか残ってなかったです。
この作品はミュージカルアニメーション映画形式で、話口調や演出がミュージカルっぽくなっています。僕は前半の歌と悪ガキ3人兄弟の歌が大好きです。多分この辺は原作をそのまま映像にしたのかなと思いました。

全表現   :49
実写表現  :33 
アニメ表現 :16

**アニメ表現の傾向** 
注目を集めたいときに使用されていると感じる。
その表現自体を流している時間は実写、アニメともに同じであるが
実写表現の次のカットがアニメ表現になっているからそう思った。
霧はほとんど合成であった。




***バグズ・ライフ***

備考 ディズニー&ピクサー制作
1998年 公開
1998年 アカデミー賞 音楽賞
1998年 英国アカデミー賞 特殊視覚効果賞

当時の最新式コンピュータが使われ、気象表現やキャラクターの表情がリアルになった。

カールじいさんの空飛ぶ家 リトルチキンとの比較を行うため。

子供の頃よく見ていました。虫たちのキャラクターが好きで、特に主人公が発明した道具を見ては当時は興奮していました 。
葉と枝→チェンソー・葉と水滴→虫眼鏡・花の実→花火。
その発明品を見て、そのイメージが浮かべられるということは物を見立てることが出来ているんだなと感じた。

全表現   :16
実写表現  :8 
アニメ表現 :8

**アニメ表現の傾向** 
後半の盛り上がりに比例して表現される雨が、特にアニメ表現色が強い。
虫たちの目線なため、雨粒が大きく表現がされてしまうが、
弾力性のある水・地面に吸い込まれる水の表現などが実写と違うと思った。
この作品の雨の表現は立体アニメーションに取り入れられない。
虫目線で描かれているにも関わらず霧は水滴で表現されず、実写で見られる表現になっている。



ネットのあるインタビューで「どーもくん」「こまねこ」を制作した合田監督が、コマ撮りの魅力を語っており、そこで「フルCGの作品:トランスフォーマーなどの映像はもの凄いけど、10年経ってみたら”しょぼい”と感じてしまうかもしれない。けどコマ撮りはそう思われない手法だと思います・・・」と言っています。まさしくそうだなと僕は感じました。ナイトメア・ビフォア・クリスマスの作品は10年前以上の作品ですが、それでも作品の不気味さは失っておらず、キャラクターの安っぽさを感じない物となっています。

今自分が作っている作品が、いつまでも過去に残せる作品になれる・・・と考えるともの凄くやる気が出てきます。誇れるような作品を作らねば!

1 件のコメント:

  1. 大きな成果も、一歩から始まるんだね!
    自信を持って、思い切って踏みだそう!

    by ササキ

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