どうも。
映像制作を明日(今日?)に控え、ドキドキの伊藤です。
眠れないんで、分析の結果をまとめたいと思います。
今日は、「コララインとボタンの魔女3D」です。
***コララインとボタンの魔女 3D***
備考 ヘンリーセリック監督 ニールゲイマン原作
2009年 アカデミー賞 長編アニメ賞
2009年 ゴールデングローブ賞 アニメーション作品賞
2010年2月 日本公開
ナイトメアー・ビフォア・クリスマス のスタッフと監督が手掛けた作品。
この作品の特徴として、初の全編3Dで制作された長編アニメーションであることである。
すでにナイトメア・ビフォア・クリスマスが3D化されていたり、立体アニメの短編であれば3Dの制作は行われていた。しかし長編としては初。どんな感じかとても楽しみにしながら見ました。
話の途中で出てくる、私はあなたを愛しているのに…と偽物の母親が言うセリフがとても印象的でした。偽物のやり方は凄く間違っているけど、誰かに愛してほしいから出てくる言葉なのかなと思いました。
まぁネタばれになるので感想はこの辺で。見ていて、本当に実写?と感じると思います。、セリック監督によれば95%実写らしいです。エンドロール後に撮影の様子を写した映像があったんですが、この部分、実写なのかよっ!と思わず思いました。
全表現 :32
実写表現 :27
アニメ表現:5
**アニメ表現の傾向**
この作品も「ナイトメア・ビフォア・クリスマス」と同じように注目を集めたいときにアニメ表現が使われている。また前半に出てくる雨の表現は、実写をリアルに再現していると感じる。とても参考になる映像である。別の世界を表現するために、暖炉の火をクラゲのようなものにしているのがとても面白く感じた。
コララインの作品は顔の表情を豊かにするため20万の顔のパーツを使用している。
そのため顔のつなぎ目が出てしまい、監督はどうしてもそれを消したかった。
そこでデジタル画像処理をおこない、1枚1枚のつなぎ目の線を消した。
その自分の予備知識を踏まえたうえで・・・
↓
カクカクする(キャラクターの動きが重く感じる)場面が何度もあった。
ノートPCのスペックのせいかもしれないが引きのシーンでそうなることが多い。
デジタル画像処理をおこなったのが原因?
立体アニメーションを3D化することが原因??
明日、大学のMacで確かめてみたいと思います。
分析をおこなってきて、感じたこと。
立体アニメーションにおける気象表現はあくまでも脇役であること。
あらゆる自然表現、気象表現は実写に近い表現が多いと感じる。
でもピクサー作品とかになると、気象に何かアレンジを加えた表現をしてくる。
怒りを雷で表現してみたり、その雷がドラゴンになって襲ってみたり・・・
そういう表現の仕方を、立体アニメーションでやればいいのにと感じました。
明日の制作のお題は「雨」。
身の回りにあるもので、いろんな表現をしてみたいと思っています。
9日の発表、今から緊張してきました。
明日は、ウォレスとグルミット全シリーズをまとめます。
おまけ
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